独学で中小企業診断士を目指す記録

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中小企業診断士に就職先はある?AIの影響で資格が無くなるって本当?

時間をかけて中小企業診断士の勉強をしているときに気になるのは、これだけ頑張って勉強しても、中小企業診断士としての仕事はちゃんとあるのか?という点です。

ある調査によると、実は独立している中小企業診断士は、資格保有者のうちたった3割で、残りの7割は企業に所属しているといいます。これは、中小企業診断士として独立しても食っていけないから企業にいる人もいそうですよね。

また、企業に所属している人の中で、中小企業診断士の資格を活かして仕事をしている人、その資格を元に就職や転職をした人はどのくらいいるのでしょうか?

また、最近はAIがいろいろと発達してきているので、AIの活用により士業の仕事がAIにより奪われて、そのうち資格自体がなくなってしまうんじゃないかと言われています。

このあたり、実際の所はどうなのでしょうか。気になりますよね。

中小企業診断士の就職先はある?

独立する自信がまだない人で、今の会社でも働き続けるのが難しいと考えている人の中には、中小企業診断士の資格を活かして転職を考える人もいるでしょう。しかし、中小企業診断士の資格が応募条件になっているものはあまり見たことがない人が多いのではないでしょうか?

ないよりは合った方がいいのは事実だと思いますが、大きな加点がないのであれば頑張って取得してもうれしさが半減してしまう可能性があります。

そこで、「中小企業診断士 転職」というキーワードで検索を行い、どのような転職案件があるのか確認をしてみました。

結論から言うと、思ったよりも多くの案件がヒットして驚きました。案件の内訳をみていくと、ここは想像通りでしたが、コンサルティングファームなどのコンサル業務を行う企業からの求人が多くあります。

それ以外では、税理士事務所や会計事務所など、中小企業診断士以外が業務を行っている事務所が中小企業診断士を募集しているケースが目立ちます。これは、うまく資格を組み合わせることでの相乗効果を狙っているのでしょう。

中には、デロイトトーマツコンサルティング船井総研など、かなり有名なコンサルティングファームも募集しています。ただし、中にはコンサルティングファーム出身者しか受け付けていない場合もあるため、注意が必要です。

特に、中小企業診断士が必須という企業はほとんどありませんでしたので、転職にすごく有利かと言われると、そうでもないかもしれません。

中小企業診断士の仕事はAIによって奪われてしまう?

もう一つ気になるのは、中小企業診断士の仕事がAIの発展によって奪われてしまうのか?という点ではないでしょうか?

結論については将来になってみないとわからないと思いますが、2015年に行われた調査によると、数ある士業の中でもっともAIに代替されにくい士業は中小企業診断士とされています。これは、弁護士よりも上位になっています。

かなり、驚いた人も多いのではないでしょうか?でも、落ち着いて考えてみると、人とのコミュニケーションの中から課題を見つける点や毎回異なる状況に応じた対応を取る点など、AIの得意な繰り返しの仕事や類似の仕事はそう多くありません。

このことから、確かにAIで大体するのは難しいなと感じます。調査結果は間隔とも合致しているので、傾向としては同じような状態になるのではないでしょうか。

そうすると、どうせ士業の資格を取るのであれば、将来にわたって活用できる可能性が高い、中小企業診断士の資格は魅力的ではないでしょうか?

また、こちらの記事を読んでも中小企業診断士が就職できないというようなことはなさそうなので、それほど問題ないですね。

https://www.shindanshi-life.com/cannot-get-job/

少なくとも私は、これらの情報を調べることで中小企業診断士の資格を取るモチベーションが減退してしまうことはありませんでした。

まとめ

中小企業診断士としての就職先やそもそもAIの影響で資格がなくなってしまうような状況にならないか?という点について、確認しました。

結論としては、就職や転職先はあるものの資格を存分に生かす、それが決定打になるほどの強いメリットはないということがわかりました。私の場合には、当初考えていたように、独立のために活用しようと思います。

また、AIが発展してきてもなかなか中小企業診断士の仕事を代替するのは難しいことも分かったので、安心して勉強に取り組んでいこうと思います!